テイガク生活

 安上がりで日常を心地よくするあれこれ。

 

radikoで野村訓市のラジオ番組を聴くようになった。その絡みで彼が携わるマガジンのアプリをインストールして使っている。記事集めならばスマートニュースで足りるが、目の楽しさのために併用している。

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Amazon関連のサービス。最近の重宝しているのはオーディブル。プライム会員だと3ヶ月無料で体験ができる。以後は月1500円の定額制。もとが取れるかどうかを試行中。通勤が自動車で片道30分。家事の復活と有酸素運動を合わせれば、聴覚で情報を得られるというのは貴重。おかげで退屈や苦が紛れていい。

他にはミュージックも、プライムビデオももちろん活用している。類似の他社サービスに比べればあれがない、これがないを挙げればきりがない。しかし特にこれらについては追加の料金を払う必要もないので、そう思えば十分である。

 

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dマガジン。ドコモのサービスだが、ドコモ以外のユーザも利用できる。月額400円代で雑誌が読み放題。もちろん本誌のすべてというわけではないが、お金を払う分、雑誌によってはかなりの部分を読むことができる。配信期間が決まってはいるが、どうしてもストックしたいものについては別途購入すればよい話。こうすれば部屋にものも増えないし、無駄遣いをせずに済む。

雑誌に読み放題にも類似サービスはたくさんある。Amazon unlimitedもその一つだが、総冊数は豊富でも必要のない部分が多ければ利用の価値はない。dマガジンを選んだのは、マガジンハウスの雑誌が豊富だったから。

このサービスを利用していると、普段わざわざ手に取らないものもたまに試し読みできていい。下掲の画像は「フィガロ・ジャポン」

 

 

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旅がたくさんできないならば、せめて旅心地を、とあれこれ試している。

 

何か面白いのある?

同世代の友人、知人と「最近何か面白いの(音楽や映画、あるいは小説)ある?」という話になると、結局は学生時分に熱中していたものの話題に落ち着くことが多い。ニューリリースについての話ができても、往年のアーティストの近作のことになってしまうことも。

そんな状況にあって、SNSやニュースサイトのフィードというのはありがたくて、不意に新しい出逢いをもたらしてくれることがある。最近面白いの、という話になったらだしてもいいアーティストがいくらかあって、それが以下の2つ。まあこれにしたって、興味が湧いたのは片方はタリブ・クウェリが客演しているからだし、もう片方も名前からブライアン・ウィルソンのダークサイドだとか、記事から総合してマーキュリーレヴみたいなものを期待したからなのだけれども。つまりは昔馴染みと近しい雰囲気のもの。

アンダーソン・パーク

http://youtu.be/Jv95aptVSUk

ビーチハウス

http://youtu.be/n5kpLXfwVTc

【追記】

ビーチハウスはキャリアが10年以上あるんですね。貼った曲は新しいものの、こりゃ最近のじゃないや。しかし、いかにここ10年くらいのシーンを追うことができていないかをかえって裏付けることになりましたね。 そして懐かしのサブポップからもアルバムを出していることが判明。

2015年の振り返り

 を漫然と。素敵だったものを羅列。いずれもランキングできるほどの数に接してはおりません。

【映画】

 今年観たのは、レンタルやセルも含めて10本に満たないくらい。年々少なくなっている。映画館へのアクセスの悪さを言い訳にせず、もっと観たい。

・ゴーンガール
・アメリカンスナイパー
・天才スピヴェット
マイレージ、マイライフ
ジェームス・ブラウン −最高の魂を持つ男−
・ラブ&マーシー
・ブレックファストクラブ
・恋人たち

 なかでもとりわけよかったのは、「恋人たち」

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【本】
 まともに読み通したのもわずか。
岡潔『春宵十話』
池波正太郎『男の作法』
 
 どちらも素敵だった。


【音楽】
 新しいものはあまり。

・マーク・ロンソン "Uptown Funk"
tofubeats feat.玉城ティナ "すてきなメゾン"
Mint Condition "Pretty brown eyes"


【美女】
野々すみ花

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玉城ティナ

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・市川紗椰

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 趣味とか活動込みで讃えているのだけれども、この並び見たらただの面喰いにしか見えないよね。


【お出かけ】
・八木カレー

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・住吉酒販(博多駅デイトス内)

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 どちらにも隙あらば攻め入りたい。 

 よい年でした。

欲深

 欲しいもの、果たしたいことをあれこれと。

 

 〈読みたい・読まねばならない本〉

 

ラモーの甥 (岩波文庫)

ラモーの甥 (岩波文庫)

 

 

 

フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇 (岩波文庫)

フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇 (岩波文庫)

 

 

 

パロディと日本文化

パロディと日本文化

 

 

 

 

〈ほしい物〉

 

 リーボックのベンチレーター。ここに貼ったケンドリック・ラマーのモデルはもう出回っていないけれど、こういった雰囲気のもの。

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 MHLのニット。これ自体というより、やはりこういったもの。

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〈見物したいもの〉

 

 ジョルジュ・ルオーの展覧会。

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展覧会 / 熊本県立美術館

 

 

 

 『描く!』マンガ展

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今後の企画展開催予定 | 北九州市漫画ミュージアム

 

 

 

 そんな感じ、そんな感じ。

チクゴイェー!

 一部筑後地方には属さないものもありますが。

 シルバーウィークが珍しくフリーだったのでふらりと旅に。初日は島原を訪れて、晩には佐賀へ。2日目に筑後あたりをうろうろしました。

 

 まずは久留米の石橋美術館。絵画と額縁の取り合わせについての企画展でした。マティスに始まり、収蔵品である郷土の作家、青木繁も含めて名画揃い。なぜこの額縁か、別のものだったらどうか、そもそもなかったら?そのような解説に目を通しながら一回りしました。

 石橋美術館の収蔵作品の多くは、近い将来東京のブリヂストン美術館に移管されるとの由。これについては経緯もいろいろあるみたいですが、財団のバックアップなしに、コレクションの面でも企画の面でも同等のクオリティを保つのが難しいのは確か。九州在住の人間からすれば単純に惜しい話です。

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 次はそこから車で数キロの、厳密にいえば鳥栖にある丸星ラーメン店へ。3号線沿いにあるこの店は、長距離運転者をはじめとした人々が古くから足を運ぶところ。ラーメン自体美味しいのですが、いわゆる最近でいう「ラーメン道」みたいな文脈でいえば、そう輝きはないところ。でも店内の雰囲気と、バタバタしすぎて接客や調理がしばしば雑になるということまで含めて味わいだと個人的には思います。チャーシューを別に頼んで、ごはんとおでん2本をつけても1000円アンダー。元板前の父が数十年前に福岡で働いていた時に、仕事終わりに仲間で乗り合わせて食べに行っていたと懐かしく話してくれたことがありました。訪れる人にはおそらくそうした数々の思い出があるのだと思います。

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 八女市星野村。厳密にいえば市の行政区ではあるのですが、字として星野「村」を残しているとの由。八女の外れにあるのどかなところ。八女それ自体が茶どころですが、ここは玉露なんかも拵えているらしく、銘柄も八女茶ひと括りではなく、星野茶。ルピシアだかどこかでもその名を見かけた覚えがあります。

 訪ねたのは、茶寮星水庵。筑後地方のポータルサイトで見かけて目に留まりました。お茶屋さんが営んでいるお店で、茶葉や茶菓子の購入はもちろんのこと、茶器も手に入ります。茶葉については頼めば試飲もできます。

 写真は併設された飲食のスペースで頼んだもの。清潔で洗練された設えの中、のんびりと甘いものと、それに合うお茶をいただくことができます。

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 八女のmuff。市役所にほど近いところにあります。九州の旅ムック(若年層向け)や、地方もフォローしたようなファッション誌にはしばしば採りあげられる店。この界隈は白壁の町屋がいくらかあって、ここはそうしたものをアレンジして店を構えています。オリジナルブランドの洋服を置いて、中にはカフェもあります。

 この日もお洒落さんが入れ替わり店を訪れていました。やはり自分にはここの洋服はサイズその他の理由で縁がないことを確かめた後、努めて平静を装ってカフェでテイクアウトのコーヒーを頼んで、やがて店を出ました。なにせユニクロのセミワイドカラーの紺のポロに、グラミチのオリーブ色のリブパンツ、グレーのニューバランスといういでたちでしたから・・・。そして極めつけはトレーニングを怠ったプロレスラーのような体型。。

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 今回は島原、佐賀、筑後、熊本とあちこち行きましたが、採りあげた筑後地方はわりとコンパクトに見所がつまっていて楽しめました。余暇に旅する方は、以下のサイトが有用。今回のドライブで個人的に重宝しました。

 

 

 

kankou.chikugolife.jp

雑誌to the futureはいかが

 サントリーの広報用小冊子のようなもの。博多駅丸善古書市で購入。

 編集兼発行人は開高健。まだ欧風文化への素直でロマンティックな感情が漂っていた頃のこと。意外なほどにモダンで、洒脱な文体が、話題がそこにはあった。

 

 

https://instagram.com/p/6HbEbUu8fw8UZ6sdQfv1mkw9TzwFQRURF9aa80/

 

リチャーズ

 ミランダ・リー・リチャーズ。

 


Miranda Lee Richards - Long Goodbye [Official ...

 

 2001年ということは己が大学4年の頃か。たぶん当時まだ熊本にあったタワーレコードで試聴したんじゃないかと思う。

 彼女は確かモデルもやっていて、容姿もうりなのかアルバムにこぶりのポスターもついていたように記憶している。イケてないときのジム・モリソンに見えることもあれば、品のよい顔立ちの美女にも見えた。

 

 ストーンズが好きな女の子。当時確か25、6。インタビューで確か、「リチャーズという姓だと、レコ屋でキースの近くに並ぶから素敵」というようなことを言っていたように記憶している。ストーンズの「ダンデライオン」もカバーしていた。ヒッピー世代か、そうでなくてもその残滓があったころに青春を送った親を持つ世代。サイケの子。

 

 この曲に出会ったのも、もうやがて15年くらい前になるらしいや。