2014の行動指針

1.本を読むペースの目安

(1)繁忙期はトータルで200ページ

(2)通常は300ページ

 この場合「本」とはウェブの記事や雑誌、仕事の必要で生じたものは除く。複数冊並行して読んでもよい。ちなみに200ページとは新書1冊、300ページとは学術寄りの文庫1冊のページ数を参考にしている。

 

2.映画を観る本数

(1)映画館で月に少なくとも1本

(2)DVD、Blu-rayで月に2本

 

3.各種トレーニングを月に12回以上

 強度や種類は問わない。また、週末比較的時間があるときに2件行えば、それぞれでカウントしてよい。月産12回はすなわち4週構成の場合週に平均して3回の頻度。

 

4.月後半に一度は生活圏外へ

 出て、日常だとできない事をしたり、目にかかれないものに接したりする。第3~5週目に。理由は、その月の働きを労うことと、翌月への意欲を高めるため。特別な用がなくても出る。

 

5.会食を以下の目安で行う

(1)職場の人間と月に2度以上

(2)職場外の人間と少なくとも月に1度

 

6.日曜日の安息は死守する

 土曜の夜から日曜にかけて、仕事や職場に近づかない。校務でそうせざるを得ない時は、「代休」を心掛ける。代休とは字義どおりきっちり休むのではなくて、たとえばその前後のウィークデーに仕事を詰めない日を設定して、ほぼ定時近くに帰るなど、こういっては変だが強いてゆっくりする時間を取る。

 これらのために、その他の日は仕事の精度を上げたり、徹底的に追い込みをかけたりする。

 

7.仕事の分担を心掛ける

 たとえば例年のことで、複数人で担えるところを一人の方が話が早いと背負い込んでいることを上手に分担する。個人でやっつけてたとえば22時くらいまで残っていることを、2名以上にシェアして20時半くらいにあがる工夫をする。これは必ずしも自分の楽に留まらない。仕事は共有できるものはした方が、組織の公益にも繋がる(分担した人が仕事を覚える、状況を把握する、個人に一極集中していることへの後ろめたさが減る等)。

 たぶんキャリアとしてもうこういうことを心掛けるべき時期。その代わり、

(1)早めに依頼

(2)「なぜあなたにしてほしいか」を説明

(3)「何がゴールか」を明確に説明

(4)きちんとフォローアップ

 以上に努める。

 

8.数字に強くなる

 これはより具体的には、

(1)統計学の初歩を修める

 仕事でいよいよ必要を感じてきたので。

(2)会計に強くなる

 仕事をつくり、引き継ぐためにはお金の引っ張り方、使い方の習熟が必須。

(3)資産の取り扱いを学ぶ

 ・・まあ、資産というものもないのだが、中長期的な家計の戦略を。

 

9.特定分野について掘り下げてみる

 たとえば「映画に詳しくなる」ではなくて、「イラン映画についてひとくさり語ることができる」など。ウィスキーについてもシングルモルト一般ではなくアイラをとことん、など。仕事についても同様。

 

10.いいものに触れる

 これは昨年末に知り合いのバーテンダーの方と話していて考えさせられたこと。たとえばその方は、諸説ありながら、また高価ではあるがすきやばし次郎には是非行きたいという。ああいう、コストパフォーマンスは二の次で、ひとつの「経験」を求めるようなことにあれこれ出し惜しみをしたくないというようなことを言われていて、なるほどと思った。この指針、もう少し具体的には、

(1)1つの名品

 思い切りが要る買い物

(2)3つの名店や名跡

 伝統や評判の確かめ甲斐があるもの

 を訪ね求める。

 

 いろんな数値の目標は、うんと値を下げた。傍目に見たらなんと志の低い、と思われるのは承知している。でもそのぶん、どれもこれも、ある程度きっちりやり遂げたい。

 

 さあ頑張ろう。