センターテスト(国語)対策におすすめの書籍
この時期に。しかも、これも新学力テストが導入されたら無意味な情報になるかもしれない。しかし忘備のためと、何から手をつけたらいいかわからない、近い将来の受験生のために。
地固め用。いわゆるコアイメージみたいなものを抑えつつ語彙を増やしていくもの。類書はいくつかあるが、これがいちばん充実しているのではないか。単語数もベースは315だが、派生語を含めれば倍くらいになって充分。学習の方法は合う合わないがあるので押し付けられないものの、語呂合わせの類よりは、最終的に汎用性も高ければ、効率もいい。個人的には語呂合わせは相性の面でも、語彙を身につけるという本質の面でも糞だと思っている。
句形を上手にまとめた参考書はわりとよくある。で、一緒に基本語義も載せているものもまたたくさんある。しかしそれらは、たいてい「ある程度基礎基本はうっすら覚えている生徒向け」であることが多く、「そこからですか」という生徒の自学や演習には向かない。これは初歩の初歩の語義から載っていて有用。また、漢文の典型やそれに応じた語句や概念の解説もしてある。
ずぶの初学者には向かないかもしれないが、ある程度既習事項が増えた段階で、基礎固めとしてやる分にはよく出来ている。問題も解説もぎゅっとコンパクト。惜しむらくはセンターで要求される、紛らわしい語の識別が扱われていないこと。しかしそれは完成期に他の演習で押さえればよいと割り切れば、その他は申し分ない。
タイトルのとおり。入門から実戦まで。これはむしろ生徒本人よりも、指導者がネタストックとして持っておいてよいかもしれない。出題形式とレベルに応じてパート分けされているので、演習の時に投げ込みやすい。素材文のセレクト、設問ともによく出来ている。
林修先生が、少なくとも現代文については業者の模擬問題集は意味がないとバッサリ切っておられたことがある。理由はセンターテストのいわゆる根拠拾いはわりと素直に、傍線部の近くに求めることができるのに、模擬問題集の類は必要以上にひねくってあるとのこと。ひねくれた問題に慣れていれば素直な問題が楽勝になるのでは、と思うむきもあるかもしれないが、それはおそらく本当に力のある生徒。かえって混乱する場合も多い。
そして、出題傾向自体は年々若干の変更があっても、結局のところ求められる範囲は案外広くない、ということが、これを固めて解けば実感できるし、自信にもなるだろう。特に古典。
古本を2冊
いずれも熊本の並木坂にある古書店、汽水社にて。
テイガク生活
安上がりで日常を心地よくするあれこれ。
radikoで野村訓市のラジオ番組を聴くようになった。その絡みで彼が携わるマガジンのアプリをインストールして使っている。記事集めならばスマートニュースで足りるが、目の楽しさのために併用している。
Amazon関連のサービス。最近の重宝しているのはオーディブル。プライム会員だと3ヶ月無料で体験ができる。以後は月1500円の定額制。もとが取れるかどうかを試行中。通勤が自動車で片道30分。家事の復活と有酸素運動を合わせれば、聴覚で情報を得られるというのは貴重。おかげで退屈や苦が紛れていい。
他にはミュージックも、プライムビデオももちろん活用している。類似の他社サービスに比べればあれがない、これがないを挙げればきりがない。しかし特にこれらについては追加の料金を払う必要もないので、そう思えば十分である。
dマガジン。ドコモのサービスだが、ドコモ以外のユーザも利用できる。月額400円代で雑誌が読み放題。もちろん本誌のすべてというわけではないが、お金を払う分、雑誌によってはかなりの部分を読むことができる。配信期間が決まってはいるが、どうしてもストックしたいものについては別途購入すればよい話。こうすれば部屋にものも増えないし、無駄遣いをせずに済む。
雑誌に読み放題にも類似サービスはたくさんある。Amazon unlimitedもその一つだが、総冊数は豊富でも必要のない部分が多ければ利用の価値はない。dマガジンを選んだのは、マガジンハウスの雑誌が豊富だったから。
このサービスを利用していると、普段わざわざ手に取らないものもたまに試し読みできていい。下掲の画像は「フィガロ・ジャポン」
旅がたくさんできないならば、せめて旅心地を、とあれこれ試している。
何か面白いのある?
同世代の友人、知人と「最近何か面白いの(音楽や映画、あるいは小説)ある?」という話になると、結局は学生時分に熱中していたものの話題に落ち着くことが多い。ニューリリースについての話ができても、往年のアーティストの近作のことになってしまうことも。
そんな状況にあって、SNSやニュースサイトのフィードというのはありがたくて、不意に新しい出逢いをもたらしてくれることがある。最近面白いの、という話になったらだしてもいいアーティストがいくらかあって、それが以下の2つ。まあこれにしたって、興味が湧いたのは片方はタリブ・クウェリが客演しているからだし、もう片方も名前からブライアン・ウィルソンのダークサイドだとか、記事から総合してマーキュリーレヴみたいなものを期待したからなのだけれども。つまりは昔馴染みと近しい雰囲気のもの。
【追記】
ビーチハウスはキャリアが10年以上あるんですね。貼った曲は新しいものの、こりゃ最近のじゃないや。しかし、いかにここ10年くらいのシーンを追うことができていないかをかえって裏付けることになりましたね。 そして懐かしのサブポップからもアルバムを出していることが判明。
2015年の振り返り
を漫然と。素敵だったものを羅列。いずれもランキングできるほどの数に接してはおりません。
【映画】
今年観たのは、レンタルやセルも含めて10本に満たないくらい。年々少なくなっている。映画館へのアクセスの悪さを言い訳にせず、もっと観たい。
・ゴーンガール
・アメリカンスナイパー
・天才スピヴェット
・マイレージ、マイライフ
・ジェームス・ブラウン −最高の魂を持つ男−
・ラブ&マーシー
・ブレックファストクラブ
・恋人たち
なかでもとりわけよかったのは、「恋人たち」
【本】
まともに読み通したのもわずか。
・岡潔『春宵十話』
・池波正太郎『男の作法』
どちらも素敵だった。
【音楽】
新しいものはあまり。
・マーク・ロンソン "Uptown Funk"
・tofubeats feat.玉城ティナ "すてきなメゾン"
・Mint Condition "Pretty brown eyes"
【美女】
・野々すみ花
・市川紗椰
趣味とか活動込みで讃えているのだけれども、この並び見たらただの面喰いにしか見えないよね。
【お出かけ】
・八木カレー
どちらにも隙あらば攻め入りたい。
よい年でした。
欲深
欲しいもの、果たしたいことをあれこれと。
〈読みたい・読まねばならない本〉
〈ほしい物〉
リーボックのベンチレーター。ここに貼ったケンドリック・ラマーのモデルはもう出回っていないけれど、こういった雰囲気のもの。
MHLのニット。これ自体というより、やはりこういったもの。
〈見物したいもの〉
ジョルジュ・ルオーの展覧会。
『描く!』マンガ展
そんな感じ、そんな感じ。