2015-01-01から1年間の記事一覧

欲深

欲しいもの、果たしたいことをあれこれと。 〈読みたい・読まねばならない本〉 ラモーの甥 (岩波文庫) 作者: ディドロ,本田喜代治,平岡昇 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1964/01 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (8件) を見る フエ…

チクゴイェー!

一部筑後地方には属さないものもありますが。 シルバーウィークが珍しくフリーだったのでふらりと旅に。初日は島原を訪れて、晩には佐賀へ。2日目に筑後あたりをうろうろしました。 まずは久留米の石橋美術館。絵画と額縁の取り合わせについての企画展でし…

雑誌to the futureはいかが

サントリーの広報用小冊子のようなもの。博多駅丸善の古書市で購入。 編集兼発行人は開高健。まだ欧風文化への素直でロマンティックな感情が漂っていた頃のこと。意外なほどにモダンで、洒脱な文体が、話題がそこにはあった。

リチャーズ

ミランダ・リー・リチャーズ。 Miranda Lee Richards - Long Goodbye [Official ... 2001年ということは己が大学4年の頃か。たぶん当時まだ熊本にあったタワーレコードで試聴したんじゃないかと思う。 彼女は確かモデルもやっていて、容姿もうりなのか…

物欲2015上期

馬場勝文の急須。本体の質感に加えて、把手も素敵。 Brooksのヘリテージシリーズ。ニューバランスのビンテージよりは幾分安いし、目下の王道からあえて外す選択としてもよいと思う。 ビームスのチノ。この歳(35)でビームスというのも気恥ずかしいかもし…

空白

しょうむない人生論のようなものになりますけれども、最近つくづく感じることを。 現代は、という一般化が性急なら、現代に生きる己は、つくづく「空白」がない。通勤途中の車の中でも、家でも、ランニング途中でも音楽を聴いている。あるいはぽっどキャスト…

アイドルソング万歳

古今東西を問わず、アイドルソングにはしばしばその制作や演奏に凄腕が絡んでいることがある。一聴してにやりと思わせるような仕掛けから、知る人ぞ知る小道具まで多彩。その妙をどれだけ知っているのかわからない歌い手・演じ手がまっすぐに表現をする。も…

ゴーンガール

映画「ゴーン・ガール」予告編 - YouTube 日本では2014年後半に公開の映画。地方はややそれに遅れて、己の場合は観るのがそこから遅れて、2015年1本目の映画となりました。 妻の突然の失踪、という筋の一部を耳にして、「なんだか『ねじまき鳥クロニ…

志ん生芸談

面白かった。予想できたことではあるが、生き方が、普段の語り口がハナシそのもの。 最近の失敗したビジネス書みたいなことを言うのもなんだが、仕事の構え、人付き合い等処世渡世の知恵がふんだんに含まれてもいる。 志ん生の落語いろいろと聴きたい。ちな…

ふりかえり(映画)

昨年観た映画は以下。昨年公開のものに限らない。 http://tanny.hatenablog.com/entry/2014/04/20/184811 順位付けは面倒なので、わずかな本数の中から特に印象深かったものを羅列すると、次のような感じになる。 フランシス・ハ 海を感じる時 アクト・オブ…

ふりかえり(総論)

昨年当初に立てた指針とその実際。 1.本を読むペースの目安 (1)繁忙期はトータルで200ページ (2)通常は300ページ これはまったく及んでいないと思う。月や時期によってむらがあった。 しかし例年になく本はちょこちょこ買ったし、とおして読め…