素敵な「素敵じゃないか」
まずは本家。2002年のロンドン公演。高齢のブライアンのヴォーカルは全盛の頃と比ぶべくもないが、素晴らしいバックアップが秀逸。
フォスター・ザ・ピープル。2012年のグラミー受賞時のステージ。グラミーのウィナー、そして新しい世代によるパフォーマンスは長年のファンにとっては嬉しい。
ズーイー・デシャネル。単に選曲の一環というだけではなく、本当に好きらしい。好きが高じてブライアンの近作に、シー&ヒム名義で共作まで果たしてしまったという。
ジョン・レジェンドによる"God only knows"の素晴らしいステージパフォーマンスを聴いて以来、ビーチボーイズ−ブライアン・ウィルソンへの愛が再燃しているこのこの頃です。
ラジオ番組のローテーション
平日、居間で作業をしながら聴くとか
ランニングのお伴に良いとか
休日の終わりの寛ぎに添えるとか
いろいろな仕方でラジオは日常に組み込まれている。
東京マラソンで聴いていたもの
以下のとおりのプレイリストをつくったものの、専らradikoでTBSラジオを聴いていました。長大なプレイリストをつくるのは面倒だったし、ラジオだとトークもあるので気が紛れると思ったから。しかし気が付いたらゴールまで後少しで、あわててプレイリストに切り替えて結局2曲分という始末。
リスト
- Oasis "Don't look back in anger(live ver.)"
- どうぶつビスケッツ×PPP "ようこそジャパリパークへ"
- The mad capsule markets "公園へあと少し"
- Led Zeppelin "Black dog(live ver.)"
- Rhymester "K.U.F.U"
- Number girl "Num-Ami-Dabutz"
- Rhymester "Walk this way"
- eastern youth "砂塵の彼方へ"
- The Beatles "All you need is love"
- 憂歌団 "嫌んなった"
素直に気分をあげる曲から、ゆったりと頑張りを労うような感じの曲までいろいろと。この中でかけた2曲は、けものフレンズOPと、"Don't look back in anger" 。特に後者は、歌詞のマッチングはともかく、雰囲気がフィナーレの感じがあって、沿道の応援と組み合わせて一人で酔いしれましたよね、正味な話。イメージとしてはとてもドラマティックなのだけれど、実際は
ゴール付近の応援の大半は多分知り合いへの応援
走っている姿は脚もろくに上がらずにゾンビそのもの
という感じだったと思います。…まあよいではないですか。
Oasis - Don't look back in anger - YouTube
大人になったら
衒いなく且つ詩的なのが佳い。
煙草の匂いが私の髪にすがる 駅の冷たいホームさ
夢を見るやるせない若者達の瞳は眠らない
そうでしょう?
私たちはやる事があって
ここで唄ってる始発列車は今スカートを撫でてやってくる 寝惚けた街を抜け
『おはよう』なんて言う気分じゃないのさ 気が滅入る あぁ
ずっと 子供でいたいよ猫被り 大人は知らない
この輝く世界がだんだん見えなくなっていくけど
いつか昔に強く思った憧れは決して消えない 消えやしないこんなロックは知らない 要らない 聴かない君が
上手に世間を渡っていくけど
聴こえているかい この世の全ては
大人になったら解るのかいレイバンとレコードを買ったあの店は消えてしまって
コンビニが眩しく光るだけ
知らないあの子が私の歌をそっと口ずさむ夜明け 優しい朝こんなロックは知らない 要らない 聴かない君が
上手に世間を渡っていくけど
聴こえているかい この世の全ては
大人になったら解るのかいこんなロックは知らない 要らない 聴かない君が
上手に世間を渡っていくけど
聴こえているかい この世の全ては
大人になったら解るのかい大人になったら解るのかい
センターテスト(国語)対策におすすめの書籍
この時期に。しかも、これも新学力テストが導入されたら無意味な情報になるかもしれない。しかし忘備のためと、何から手をつけたらいいかわからない、近い将来の受験生のために。
地固め用。いわゆるコアイメージみたいなものを抑えつつ語彙を増やしていくもの。類書はいくつかあるが、これがいちばん充実しているのではないか。単語数もベースは315だが、派生語を含めれば倍くらいになって充分。学習の方法は合う合わないがあるので押し付けられないものの、語呂合わせの類よりは、最終的に汎用性も高ければ、効率もいい。個人的には語呂合わせは相性の面でも、語彙を身につけるという本質の面でも糞だと思っている。
句形を上手にまとめた参考書はわりとよくある。で、一緒に基本語義も載せているものもまたたくさんある。しかしそれらは、たいてい「ある程度基礎基本はうっすら覚えている生徒向け」であることが多く、「そこからですか」という生徒の自学や演習には向かない。これは初歩の初歩の語義から載っていて有用。また、漢文の典型やそれに応じた語句や概念の解説もしてある。
ずぶの初学者には向かないかもしれないが、ある程度既習事項が増えた段階で、基礎固めとしてやる分にはよく出来ている。問題も解説もぎゅっとコンパクト。惜しむらくはセンターで要求される、紛らわしい語の識別が扱われていないこと。しかしそれは完成期に他の演習で押さえればよいと割り切れば、その他は申し分ない。
タイトルのとおり。入門から実戦まで。これはむしろ生徒本人よりも、指導者がネタストックとして持っておいてよいかもしれない。出題形式とレベルに応じてパート分けされているので、演習の時に投げ込みやすい。素材文のセレクト、設問ともによく出来ている。
林修先生が、少なくとも現代文については業者の模擬問題集は意味がないとバッサリ切っておられたことがある。理由はセンターテストのいわゆる根拠拾いはわりと素直に、傍線部の近くに求めることができるのに、模擬問題集の類は必要以上にひねくってあるとのこと。ひねくれた問題に慣れていれば素直な問題が楽勝になるのでは、と思うむきもあるかもしれないが、それはおそらく本当に力のある生徒。かえって混乱する場合も多い。
そして、出題傾向自体は年々若干の変更があっても、結局のところ求められる範囲は案外広くない、ということが、これを固めて解けば実感できるし、自信にもなるだろう。特に古典。